壊れた金の形見は売れる?ちぎれたネックレスや片方だけのピアスの扱い

壊れた金の形見が売れるかを確かめるイメージ

当サイトの記事は、国税庁・裁判所・法務省・e-Gov法令検索・国民生活センターなど公的機関の公開情報、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。相続・税金の個別の判断は、税務署・税理士・弁護士・司法書士・家庭裁判所などに確認してください。買取価格・条件は店や品物ごとに異なり、日々変わります。

形見のネックレスが切れてしまった。片方だけのピアスが出てきた。壊れた金の形見は売れるのかな、それとも値段がつかないのかな、と迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、壊れた金の形見でも、金は重さと品位で値段が決まるので売れる場合があります。直してから持ち込む必要もありません。

この記事を読めば、壊れた金の形見の状態ごとの扱いと、金額の目安の考え方が分かります。

遺品を整理中の人

母のネックレスの留め具が壊れて、チェーンも途中で切れています。こんな状態でも見てもらえるんでしょうか。

案内役

はい、金の品なら切れていても査定してもらえる場合が多いです。切れた部分もなくさないように、袋にまとめて保管しておきましょう。

目次

壊れた金の形見も、売れる場合があります

金のアクセサリーは、形が崩れていても、素材の金そのものに価値があります。だから、壊れていることだけで諦める必要はないんです。

おたからやの遺品・相続品のページには、「壊れている・付属品がないお品物でも査定いたします。」と書かれています。大黒屋の金ページでも、切れたネックレスや歪んだ指輪も問題なく買い取れると案内されています(2026年10月確認)。

先に結論

壊れた金の形見は、金としての重さと品位で査定してもらえる場合があります。ただし、店によっては状態によって買い取れないこともあると注記しているので、まずは査定で確かめてみましょう。

おたからやのページにも「状態やブランド、年代によってはお買取できない場合がございます。」という注記があります。売れるかどうかは、実物を見てもらって初めて分かる、と考えておくと安心です。

金の値段は、重さと品位で決まる

金のアクセサリーの値段は、主に「重さ」と「品位(金の割合)」、そして「その日の金の価格」で決まります。なんぼやの公式サイトでも、品物を計測して相場と重さで査定金額を出すと説明しています。

例えば、田中貴金属のRE:TANAKAが2026年10月20日17:00に発表したK18のリサイクル価格は1gあたり15,214円(税込・記事執筆日時点の参考値)でした。

品物の例(18金と仮定)計算計算上の目安
片方だけのピアス 1g15,214円×1g15,214円
切れたチェーン 2g15,214円×2g30,428円
変形した指輪 5g15,214円×5g76,070円
壊れた金の形見の値段が重さと品位とその日の価格で決まることを示した図解

店ごとに基準が違うので、実際の金額はこの数字と同じになるとは限りません。「壊れていても、重さがあれば値段の目安はつく」と知っておくための数字として見てください。

遺品を整理中の人

片方だけのピアスなんて、軽すぎて値段がつかない気がします。

案内役

少しの重さでも、金なら値段がつく場合があります。ほかの品とまとめて持ち込むと、査定の手間も一度で済みますよ。

ちぎれたチェーン・片方のピアス・変形した指輪の扱い

おたからやの金ページでは、壊れた品を「買取強化中」の例として挙げています。状態ごとに、公式サイトの書き方を見てみましょう。

状態おたからや公式サイトの書き方(2026年10月確認)
ちぎれたネックレス・曲がった品変形・ちぎれている|金のアクセサリーなどが曲がっている、ちぎれている状態
片方だけのピアス少量しかない|片方しかないピアスなどグラム数が少ない状態
トップだけのネックレスアクセサリーの一部|チェーンをなくしてしまい、ネックレスのトップしかない状態
石が取れた・欠けた品破損している|石が取れている、一部が欠けている状態
黒ずんだ品黒ずんでいる|変色、黒ずんでいる状態
おたからや公式サイトの、遺品・相続品の状態別の買取例の画面

上の画面は、おたからやの遺品・相続品のページで、「刻印がない」「変形・ちぎれている」「破損している」「パーツしかない」など、状態別に買い取る品の例を紹介している部分です(2026年10月時点)。

おたからやのコラムでも、ネックレスが切れていたり、片方だけになったピアスであっても、素材そのものに価値があるため地金として査定してもらえると説明されています。刻印が薄れている場合も、成分を確かめた上で評価してもらえるとしています。

チェーンの小さな部品も、なくさないように

切れたチェーンの端や、外れた留め具の金具も、金でできていれば重さに入ります。小さな部品ほどなくしやすいので、品物ごとに小さな袋に入れておきましょう。

例えば、こんなふうにメモを付けておくと、家族と話す時にも分かりやすいです。

「母のネックレス。留め具が壊れて2本に切れている。部品は同じ袋に入れた」

直してから売る必要はありません

『せっかくなら、きれいに直してから売ったほうがいいのでは』と考える方もいますよね。ただ、売るつもりなら、修理代をかけずにそのまま持ち込むのが一般的です。

おたからやの金の指輪のページでも、折れや歪みがある場合でも正確に測定して査定できるので、修理や加工をせずそのままの状態で持ち込むよう案内されています。金としての値段は重さと品位で決まるので、直しても重さが増えるわけではないんです。

自分で手を加えないで

黒ずみを落とそうと磨いたり、薬品で洗ったりすると、表面を傷つけるおそれがあります。おたからやの金ページでも、手を加えずにそのままの状態で持ち込むことをすすめています。

残して身につけたい時は、直す選び方も

売らずに形見として身につけたい時は、ジュエリーの修理やリフォームをする選び方もあります。その場合は、売る時とは考え方が変わります。

切れたチェーンをつなぐ、留め具を替えるといった直し方や費用は、お店によって違います。気になる時は、ジュエリーを扱うお店に相談してみてください。

石が取れた物・宝石付きの物

『石がなくなった指輪なんて、もう価値がないのでは』と思ってしまいますよね。実は、石が取れてしまった指輪や、枠だけが残ったペンダントも、金の部分には値段がつく場合があります。おたからやのコラムでは、宝石が外れた枠だけでも地金として値段が付く可能性があると書かれています。

おたからやの金の指輪のページでは、宝石が外れている場合でも金の部分だけで査定できるとしています。取れた石が見つかっていれば、一緒に持って行くと話が早いです。

店石の扱い(公式サイトの記載・2026年10月確認)
おたからや金の純度と重さを基準に、宝石の種類や品質も加味して査定
大黒屋重さで金の値段を決め、宝石の価値に合わせてプラスできる物はプラス
RE:TANAKA石の価値は評価せず、金などの地金部分だけを評価

石の評価の違いは、形見の宝石・ダイヤ付きの金の売り方でくわしく説明しています。

売るか残すかは、家族で決めてから

壊れた形見でも、遺産分割が終わるまでは相続人みんなの共有です(民法898条)。『壊れているから自分で処分していいかな』と思っても、まずはほかの家族に一言伝えておきましょう。

壊れた形見を売るまでの流れ
  1. 壊れた品と部品を、品物ごとに袋に分ける
  2. 写真を撮り、一覧にして家族と共有する
  3. 残す物と売る物を、家族で相談して決める
  4. 売る品だけを、自分で選んだ買取店で査定に出す
  5. 品物ごとの金額を聞いてから、売るかどうかを決める
壊れた金の形見を、残す・直して身につける・売るの3つから選ぶ考え方の図解

売ると決めた時は、残す物を決め、家族で話し合った上で、売る品だけを自分で選んだ買取店に持ち込みます。査定だけ受けて、品物ごとの金額を聞いてから決めれば大丈夫です。

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売ると決めた形見だけ、金額を聞いてから

残す物を決めて、家族で話し合ったら、売る品だけを査定に出しましょう。刻印のない品や壊れた品も、店で品物を見てもらい、1点ずつ金額の説明を聞いてから決められます。査定だけでも大丈夫です。

査定料無料公式サイトで買取価格を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件・必要書類は公式サイトで確認してください。

おたからやは、査定料やキャンセル料など費用は一切かからないと公式サイトで案内しています(2026年10月確認)。刻印のない品の扱いは刻印なしの遺品の金は売れる?でまとめています。

壊れた形見についてよくある相談

知恵袋などでよく見かける相談を、要点だけまとめて答えます。

相談1 形見のネックレスが切れてしまった

大切にしていた形見のネックレスが切れてしまい、どうしたらよいか分からないという相談です。身につけ続けたいなら修理を、手放すと決めたならそのままの状態で査定に、と目的で分けて考えるとすっきりします。

どちらにするか迷う時は、急いで決めずに、部品ごと袋に入れて保管しておきましょう。ネックレスの売り方は遺品のネックレス・アクセサリーの売り方で解説しています。

相談2 片方だけのピアスは売れる?

片方しかないピアスに値段がつくのか、という相談です。おたからやの金ページでは、片方しかないピアスも「少量しかない」状態の例として挙げています。

軽い品は金額も小さくなりがちなので、ほかの品とまとめて査定に出すと手間が少なく済みます。納得できる金額で売るコツは形見の金を納得の金額で売るコツでまとめています。

相談3 留め具が壊れたブランドのネックレスは?

形見分けでもらったブランドのネックレスの留め具が壊れていた、という相談です。金の品なら重さと品位で査定されますが、ブランドの品は、素材によって見方が変わります。

大黒屋の査定員コラムでは、金メッキでもブランドのアクセサリーならブランドとしての価値で買い取れる場合があると説明されています。素材が分からない時は、刻印の写真を撮って店に聞いてみてください。

よくある質問

壊れた金の形見は、直してから売ったほうが高くなりますか?

金の値段は重さと品位で決まるので、売るつもりなら修理をせずにそのまま持ち込むのが一般的です。おたからやも、修理や加工をせずに持ち込むよう案内しています。

変形した指輪でも売れますか?

金の指輪なら、変形していても査定してもらえる場合があります。おたからやは、変形している指輪や石が取れている指輪も買い取れると案内しています。

黒ずんだ金のアクセサリーは磨いてから持って行くべきですか?

磨いたり薬品で洗ったりせず、そのままの状態で持ち込みましょう。表面を傷つけるおそれがあります。

壊れた品だけでも査定してもらえますか?

1点からでも査定してもらえる店があります。ほかの品とまとめて持ち込むと、査定が一度で済みます。

まとめ

この記事の要点
  • 壊れた金の形見も、重さと品位で値段がつく場合がある
  • ちぎれたチェーン、片方のピアス、トップだけの品も査定の対象になりうる
  • 売るつもりなら、直したり磨いたりせずそのまま持ち込む
  • 石が取れた枠も、金の部分には値段がつく場合がある
  • 売る品は家族で決めてから、品物ごとの金額を聞いて判断する

形見の金全体の扱い方は形見の金を売るには?遺品から出てきた金の扱い方と売り方の全知識にまとめています。

形見の金.jp

形見の金.jp 編集部

遺品整理で出てきた金の指輪・ネックレス・金貨・おりんなどを、家族で納得して残す・分ける・売れるよう、国税庁・裁判所など公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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